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建築技術

安全・安心、環境への配慮も実現する高度な技術

上海環球金融中心は、高度な技術を駆使し、安全・安心な建物を実現しています。さらに、消費電力を最小限に抑えるゾーン別空調システムや空調効果をあげる複層ガラスによるカーテンウォールなどを採用し、エネルギーや資源のより効率的な利用をはかります。

  • コアウォール・ストラクチャー 上海環球金融中心ではコア部に鉄筋コンクリート構造の「コアウォール」、外周部はメガ柱、ベルトトラス、ブレースからなる「外周メガストラクチャー」を配した、二重チューブ構造を採用。さらに双方を連結するアウトリガートラスを加えた3つのシステムにより、地震や強風に対する安全性を高めています。
  • 基礎構造 タワー基壇部に外周壁とコアウォールで構成された井桁状の「基礎壁」、厚さ2~4.5mの「耐圧板」、そして最大で地下78mまで打ち込まれた約2,200本の鋼管製支持杭により、建物を支えています。
  • 避難広場階の設置 災害時の緊急避難場所として防火区画された「避難広場階」を7フロア設置すると共に、外気による加圧防炎システムにより、避難広場階への煙の流入を防いでいます。
  • 制振装置により建物の揺れを軽減 強風時の建物揺れに対する居住性向上を目的として、90階に重さ150トンの振動体から構成される制振装置を2基設置して、建物の揺れを軽減します。
  • 複層ガラス採用により消費電力を削減 省エネ、地球温暖化防止のため複層ガラスのカーテンウォールを採用。これにより、外部からの熱・冷気を効果的に遮断、また、必要な内部の熱が外部に逃げるのを効果的に防ぐことを実現。冷暖房効果が飛躍的に高まり、空調消費電力を極力低いレベルに抑えることを可能にしています。
  • 中国初の変風量(VAV)システム採用 中国国内で初めて変風量(VAV = Variable Air Volume)システムをビル空調コントロールに採用。センサーが付いた装置を備えた可変式の空調温度コントロールシステムであり、ビル内の室内温度の高低をセンサーが感知することで、室内温度を自動的且つ速やかに調整し、空調消費電力を極限まで低減します。
  • 人と機械の両面からセキュリティを確保 オフィスエリアは、最新鋭のICカードキーシステムで外部からのアクセスを制御。防災センターにはビル集中管理システムを導入し、人と機械の両面から万全なセキュリティ体制を実現しています。
  • ダブルデッキエレベーター 計44台のダブルデッキエレベーターを配置。オフィス乗用エレベーターには六本木ヒルズで実績がある、階間調整機構付ダブルデッキエレベーターを採用。朝昼のラッシュ時にもスムーズな運行を実現します。